ドットコード技術

1.概要
日本のベンチャー企業・グリッドマーク社によって開発された、2次元ドットコード技術(グリッドオンプット)は、バーコードやQRコードと同じように、印刷されたコードをペン型のスキャナーで読み込んで、デジタルデータを呼び出す技術です。

2.特徴
極小のドットを配置しているため、一見すると普通の絵にしか見えません。拡大してみると、文字や絵の上にうっすらと影のようなパターンがかかっているのが分かります。
赤外線カメラがスキャナーとして搭載されているペンでタッチして、このパターンを読み取ります。

3.ドットの構成について
グリッドオンプットは、2mm四方のエリアを、4x4のグリッドに分割して、その16個のエリアに1つずつのドットを印刷する技術です。各エリアのドットの位置を変えることで、約300兆ものパターンが生成されます。音声ペンの先端部分のカメラでこのドットパターンを読み取って、内蔵のプロセッサで分析して、該当する音声データを再生します。
上の図は、ドットコードが印刷されたエリアを拡大したところを示しています。線で囲まれた四角の部分が2mm四方のエリアで、1つのドットコードとなります。

4.コードの印刷
印刷は通常の印刷機器で対応可能です。但し、ドットコードには顔料系黒インクを使用することが必要です。また、CMYKの4色刷りの場合、ドットコードと重ねて印刷する絵や文字には、「K」のインクを使用しないようにすることで、コードを認識し易い印刷物になります。

5.語学教材への適用
紙と音声を直接つなげる技術で、特に語学の教材に適用して優れた効果を発揮しています。ドットコードが印刷された箇所を音声ペンでタッチして、対応する音声データを聞くことができます。ドットコードは、カラーの絵や写真と重ね合わせて印刷ができるので、ビジュアルな分かりやすい教材を作ることが可能です。

詳しくは、グリッドマーク社のホームページを参照下さい:http://gridmark.co.jp/